今、メンズファッションは、パリコレ以上にロンドンコレクションに注目が集まっています!
ロンドンコレクションを盛り上げている中心的ブランドがア コールド ウォールです!
ラグジュアリーストリートブランドだと思っていました!
ラグストなのですが、建築や工業デザインからインスピレーションを受けた直線的で無機質なコレクションを展開することでも知られています。
そのあたりは、オフホワイトにも近いですよね?
この投稿をInstagramで見る
ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
ミレニアム世代から圧倒的な支持を得るA-COLD-WALL(ア コールド ウォール)。
過熱するロンドンコレクションの中心的ブランドとして世界中のファッションセレブを魅了しています。
どこか冷たさを感じる無機質で直線的なワードローブは現代を生きるファッショニスタにとってのリアルクローズと言っても過言ではありません。
今回はA-COLD-WALL(ア コールド ウォール)の評判・特徴・イメージ・歴史・デザイナーをご紹介いたします
公式サイト(https://a-cold-wall.com/)
A-COLD-WALL(ア コールド ウォール)とは
2015年にローンチされたイギリスのファッションブランド
この投稿をInstagramで見る
2015年にイギリスでローンチされたファッションブランド。
グラフィックデザインを得意とするラグジュアリーストリートブランドで、建築物を思わせる直線的で無機質なワードローブが特徴。
この投稿をInstagramで見る
捉え方によっては「冷たく」も感じる都会的なワードローブは、デザイナーであるサミュエル・ロスが感じるイギリス特有の階級社会を表現したもの。
ブランド名の「ア コールド ウォール」は冷たい壁をイメージしており、サミュエル・ロス曰く「資本家階級と労働者階級の間にそびえる越える事の出来ないコンクリートの壁」との事。
「しかし、冷たい壁のイメージは資本家階級では大理石などのハイエンドな素材かもしれない」ともコメントしています。
つまり、イギリスに未だに根付く階級制度をワードローブに落とし込み展開するブランドがア コールド ウォールなのです。
この投稿をInstagramで見る
かなり哲学的ですね!
「様々な階級やカルチャーを研究して、分析や比較した結果を自分なりに解釈してビジュアルに落とし込んでいる」とインタビューでも答えているようにア コールド ウォールはファッションブランドではあるのですが、サミュエル・ロスにとってはフラストレーションや幼いころから繰り返してきた自問自答への回答的な表現でもあるように感じますね。
工業的デザインや建築からのインスピレーションをワードローブに落とし込む手法も彼なりのアート表現であるように感じます。
勿論、ヴァージルアブローの影響も大きいとは思いますよ!
一点モノのアイテムも数多く展開
この投稿をInstagramで見る
都会的で無機質なワードローブが多いイメージですが、サミュエル・ロス自身が手掛けるペインティング加工を施した一点物のアイテムを数多く展開している点も大きな特徴です。
A-COLD-WALL(ア コールド ウォール)の評判・特徴・イメージ
デビュー当初はブランドロゴを中心としたグラフィックデザインを施したワードローブが目立ちましたが、最近では、ミニマルでフォーマルなアイテムも数多く展開しています。
ラグジュアリーストリートブランドにカテゴライズはされていますが、モード色の強いアイテムも多くみられますね!
ヴァージルアブローの右腕として、オフホワイトの黎明期を支えたサミュエル・ロスがローンチしたブランドだけありシニカルでアイロニーなメッセージ性の強いワードローブも大きな特徴ですね!
この投稿をInstagramで見る
イギリス特有の階級制度を「冷たい壁」としして表現したア コールド ウォール。
ワークウェアをベースとした骨太なワードローブを中心としたコレクションはミレニアム世代のファッションセレブやインフルエンサーから圧倒的な支持を得ています。
最近ではセットアップやテーラードジャケットの展開も目立つようになり、30代以上のファッションセレブからの人気も急上中。
ファッショニスタは勿論、ビッグンブランドやビッグカンパニーからも注目を集めるニューカマーブランドです。
A-COLD-WALL(ア コールド ウォール)のデザイナー
サミュエル・ロス
この投稿をInstagramで見る
ヴァージルアブローの下でアシスタントとしてキャリアをスタート。
ヴァージルアブローの右腕としてオフホワイトの黎明期支えた人物としても有名。
現在もヴァージルアブローとは親交があるようです。
2015年にア コールド ウォールをローンチ。
2018年にはポリシーン オプティクスをスタート。ア コールド ウォールよりもリーズナブルな価格設定が大きな話題となりました。
まとめ
ロンドンのファッションシーンを牽引するブランドであるア コールド ウォール。
ア コールド ウォールがここまで支持される理由は、コレクションの素晴らしさは勿論ですが、デザイナーであるサミュエル・ロスの揺るぎない哲学と情熱に陶酔する人々が多いからではないでしょうか?
冷静でありながら熱いマインドを持つ若きデザイナーのサミュエル・ロス。
ア コールド ウォールが注目ブランドであると同時にサミュエル・ロスも注目デザイナーであることはも違いありません。
まだ30歳の大台にも乗っていない若き次世代クリエイターの手掛けるア コールド ウォールの快進撃はこれからが本番です。