ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
ファッションセレブ御用達のイタリアブランドのGUCCI(グッチ)はトムフォードや、現在のクリエイティブディレクターである、アレッサンドロ・ミケーレの手により、大きく成長を遂げました。
しかし、GUCCIは親族間の骨肉の争いにより一時期、倒産寸前まで追い込まれました。
スキャンダルや経営不振を乗り越え完全復活を遂げたイタリアを代表するラグジュアリーブランドに迫ります。
公式サイト(https://www.gucci.com/jp/ja/)
- 1 GUCCI(グッチ)とは?
- 1.1 1921年創業のイタリアのラグジュアリーブランド
- 1.2 1953年アルド・グッチが事業を継承
- 1.3 GUCCI(グッチ)グループの崩壊
- 1.4 1989年ドーン・メローが社長兼クリエイティブディレクターに就任
- 1.5 1990年トムフォードがレディスウェアのデザイナーに就任
- 1.6 1994年トムフォードがクリエイティブ・ディレクターに就任
- 1.7 1995年ドメニコ・デ・ソーレがCEOに就任
- 1.8 1999年PPR社と戦略的提携を締結
- 1.9 2006年フリーダ ジャンニーニがクリエイティブディレクターに就任
- 1.10 2015年アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任
- 1.11 2018年コムデギャルソンとのコラボレーションバッグを発表
- 2 評判・イメージ
- 3 日本でのGUCCI(グッチ)の評価
- 4 まとめ
GUCCI(グッチ)とは?
1921年創業のイタリアのラグジュアリーブランド
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GUCCI(グッチ)は1921年フィレンツェで誕生したラグジュアリーブランド
創設者のグッチオ・グッチがレザーグッズのファクトリーをオープンさせたことが始まり。
上質なレザーを使用したグッチのレザーグッズは好評で、瞬く間に人気レザーファクトリーへと成長。
しかし、第二次世界大戦が勃発、軍の統制品となった皮革は制限がかけられます。
そこでレザーの代用品として、てキャンバス地を使用したアイテムをリリース、これが爆発的ブームとなり、さらにグッチは事業を拡大させました。
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1953年アルド・グッチが事業を継承
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1953年に創業者のグッチオ・グッチが死去。息子である、アルド・グッチが事業の引き継ぎます。
アルド・グッチはグッチグループを飛躍させた人物としても知られており、イタリアブランドとして初めてニューヨークに出店することができたのは、アルド・グッチの手腕によるものです。
グッチのトレードマークともいえる「緑×赤×緑」のテープもアルド・グッチの代になった1950年代に誕生したといわれています。
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GUCCI(グッチ)グループの崩壊
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順調に事業を拡大し、イタリアを代表するラグジュアリーブランドへと成長したグッチグループに不穏な足音が近づきます。
グッチ一族内で骨肉の争いが勃発。なんと暗殺事件にまで発展。華麗なる一族のスキャンダルによりブランドのイメージは地に落ちます。
グッチグループは崩壊、イタリアを代表るラグジュアリーブランドは、倒産寸前の状態まで追い込まれました。
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1989年ドーン・メローが社長兼クリエイティブディレクターに就任
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アメリカの高級百貨店のバーグドルフ・グッドマンの社長ドーン・メローがグッチの再建に乗り出します。
1990年トムフォードがレディスウェアのデザイナーに就任
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当時無名デザイナーのトムフォードが手掛ける、都会的でノーブルなグッチのウェアがファッションセレブの間で人気となり、グッチに復活の兆しが見え始めます。
1994年トムフォードがクリエイティブ・ディレクターに就任
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レディースラインで成功を収めたトムフォードがグッチのクリエイティブディレクターに就任。
生まれ変わった新生グッチは当時、「トムフォード・グッチ」とも称されていました。
トムフォードによるグッチの復活劇は「トムフォード・シンドローム」と呼ばれ現在でもファッション界の伝説として語られています。
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1995年ドメニコ・デ・ソーレがCEOに就任
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1995年にドメニコ・デ・ソーレがCEOに就任。さらにブランドは飛躍します。
1999年PPR社と戦略的提携を締結
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1999年にPPR社(現在の現ケリング社)と戦略的提携を締結。数々のラグジュアリーブランドを傘下に収めます。
2006年フリーダ ジャンニーニがクリエイティブディレクターに就任
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2006年アクセサリーラインのクリエイティブ・ディレクターだった、フリーダ ジャンニーニすべてのラインを統括するクリエイティブディレクターに就任。
2015年アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任
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2015年アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任します。
アレッサンドロ・ミケーレの就任によりエッジの効いたフェミニンでシニカルなグッチが誕生。
世界中のファッショニスタを熱狂させました。
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2018年コムデギャルソンとのコラボレーションバッグを発表
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2018年にコムデギャルソンとコラボレーションでバッグを発表。
コムデギャルソンのショッパーをPVC加工したお馴染みのバッグにグッチのアイコンであるグリーン・レッド・グリーンのウェブストライプを配したバッグが、コム デ ギャルソンとドーバー ストリート マーケットギンザで発売されました。
グッチにとっては、初となるメイドインジャパン製のバッグは日本では即日完売。現在プレミア価格で取引されています。
評判・イメージ
ハイブランドというと、30代以降のアダルト世代に評判が良く、正直若い世代にはあまり受けが良くありませんでした。
しかし、グッチは10代〜20代の若者世代にも爆発的な人気があります。
その理由は、グッチの派手なデザインとストリート化によるものです。
今、グッチのイメージは完全に世界中の若者の最先端ファッションです。
ハイブランドが欲しいが、何を買えばいいのかわからないという方は、まずはグッチのコレクションをみてみるのがいいでしょう。
きっと、あなたをハイブランドの虜にしてしまうでしょう。
世界のトレンドを検索できるGoogleトレンドをみても、2017年12月から比較にならないほど「GUCCI」が検索されているのが伺えますね。
2017年に90年代ファッションが流行し、アメリカのミレニアル世代や10代の若者の間でカルト的人気を博したようですね。
日本でのGUCCI(グッチ)の評価
ハイブランドのみ取り扱うような百貨店のフロアに行くと、GUCCIに多くの人が来店されているのは目に見えてわかります。
また、ハイブランドを通常価格よりも安く購入ができるアウトレットショップなどに行くと、どこでもGUCCIは順番待ちで入れないようにもなっていますね。
なので、GUCCIが日本でも人気があるのは揺るぎない事実です。
ファッションブロガーによるGUCCI(グッチ)へ本気の批評
実際本気でGUCCIはどうなのかについて答えさせていただきましょう
「GUCCIはダサい」って意見も非常に多いのは知っています。
ただ、それはGUCCIが万人ウケをするファッションではないからでしょう。
GUCCIは非常に派手な色使いのアイテムが多いです。
もう、これでもか!っていうくらい派手なんです。
しかも、GUCCIであることがわかりやすい。
いかにもハイブランドってファッションなのがGUCCIの特徴なんです。
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日本人はブランド大好きなんですけど、さりげなくブランドを着こなすのが良しとされています。
派手にわかりやすくハイブランドを着るのはいやらしいし、派手にハイブランドを着るのは成金かヤンキーだというイメージも強いです。
慎ましく生きなさいという日本人の価値観はいまだに令和時代だって残っています。
なので、GUCCIを嫌いという人が多いのは仕方ないことなのでしょう。
ただ、世界中で今のファッショントレンドをGUCCIが作っているのもまた事実です。
GUCCIが作ったデザインは世界中で流行し、他のブランドも追随する状況です。
GUCCIは世界中のミレニアム世代をこれからも魅了していくのは間違いありません。
GUCCIのコレクションは世界中のSNSでこれからみられるでしょうし、その人気は落ちる気配を見せていません。
ファッションを語る上では見逃すことができないGUCCI。
あなたは派手だからといって毛嫌いを続けますか?
それとも、世界のトレンドを作るGUCCIと一緒にファッションを好きになってみませんか?
ファッションブロガーによるGUCCIの評価
(5 / 5)まとめ
倒産寸前まで追い込まれ見事復活を遂げた、イタリア老舗ブランドのGUCCI(グッチ)。
天才デザイナーの手によりラグジュアリーブランドとして揺るぎない地位を獲得したグッチですが、果敢に攻める姿勢は今も健在です。
ファッションセレブが陶酔するイタリアラグジュアリーブランドはさらに飛躍し我々を驚愕させてくれそうです。