「ケンゾー=ロゴアイテム」のイメージが定着していますが実はフランスでローンチした老舗ラグジュアリーブランドなのですよ!
ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
パリで成功した日本人デザイナーのパイオニアとしても知られる高田賢三氏が創立したラグジュアリーブランドのKENZO(ケンゾー)。
フランスでスタートした老舗ラグジュアリーブランドは現在では、ヤングセレブ御用達のトレンドブランドへと進化しました。
今回は、KENZO(ケンゾー)の歴史・歴代デザイナー・イメージ・評判をご紹介。
ロゴアイテムの火付け役とも称される生まれ変わったラグジュアリーブランドに迫ります。
公式サイト(https://www.kenzo.com/eu/ja/home)
KENZO(ケンゾー)とは?
1970年に設立されたラグジュアリーブランド
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1970年に創立者である高田賢三氏がパリに「ジャングル・ジャップ」というショップをオープンさせたことが始まり。
同年、小規模な春夏コレクションをケンゾー名義で発表。
金銭的な関係で日本から取り寄せた和服の生地を使用したワンピースがファッション誌「ELLE」のカバーを飾ったことで一気に注目を集めます。
1970年パリコレデビュー
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注目のニューカマーブランドとなったケンゾーは1970年にパリコレデビューを果たします。
ジャポニズムを感じるエキゾチックでモダンな花柄のウェアはパリコレクションでも高い評価を獲得。
こうしてケンゾーは一躍トップブランドの仲間入りを果たします。
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高田賢三氏が天才デザイナーであることはこの時点で分かりますよね!
それにしても「ジャングル・ジャップ」というショップ名もハイセンスですよね!あえて差別用語を使うことで日本人がオーナーのショップであることをアピールする目的があったみたいですよ!
1983年にはメンズウェアラインをスタート
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1983年にメンズラインをスタート。1986年には「ケンゾー・ジーンズ」と「ケンゾー・ジャングル」というカジュアルラインもスタートさせます。
1993年LVMHグループによる買収
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1980年代後半から経営難に陥ったケンゾーは1993年にLVMHグループの傘下に入ります。
LVMHグループはケンゾー株を買い取る形で新会社を設立。
高田賢三氏はケンゾーの創作活動のみに専念します。
しかし、経営側との意見の対立を理由に1999年にデザイナー引退を発表。
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KENZO(ケンゾー)の歴代デザイナー
高田賢三
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1939年に兵庫県の姫路に生まれ。
神戸外国語大学に進学。在学中に文化服装学院が男子生徒の募集を開始するニュースを聞き、大学を中退し文化服装学院へ入学します。
1965年に渡仏。パリではデザイン画を売って生計を立てていたそうです。
高田氏の描いたデザイン画に興味を持った、既製服メーカーのビザンチに雇われたことがきっかけでパリで暮らすようになります。
1970年にショップ「ジャングル・ジャップ」をオープン。
1970年にパリコレデビューを飾ります。
1999年にケンゾーを去りましたが、デザイナーとして現在も活躍しています。
ウンベルト・レオン、キャロル・リム
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現在のケンゾーのデザイナーでニューヨークのセレクトショップ「オープニングセレモニー」の設立者。
2011年からケンゾーのクリエイティブディレクターに就任。
ロゴにタイガーヘッドがアイコニックなケンゾーのイメージを作り上げた人物がこの二人。
セレブのファッションアイコンとしてもウンベルト・リオンとキャロル・リムは有名です。
KENZO(ケンゾー)のイメージ・評判
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今ではヤングファッショニスタ御用達のケンゾーですが、50代60代の大人にとっては花柄がアイコニックなラグジュアリーブランドとしてのイメージの方が強いように感じます。
創立者の高田賢三氏から、ウンベルト・リオンとキャロル・リムへとクリエイティブディレクターが変わったことにより、ケンゾーはフレッシュでよりキャッチーなブランドへと生まれ変わりました。
現在ではロゴアイテムを中心としたカジュアルウェアが高い評価を獲得しています。
まとめ
1970年にパリコレデビューを果たした高田賢三氏がローンチしたラグジュアリーブランドであるケンゾーは、ウンベルト・リオンとキャロル・リムの手により、 ミレニアム世代を虜にするトレンドブランドへと昇華しました。
ロゴアイテムブームの火付け役であるトレンドブランドのさらなる飛躍にも期待が高まります。