ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
ルイヴィトンのレディースラインを支えるNICOLAS GHESQUIERE(ニコラ・ジェスキエール)。
様々なブランドを渡り歩いた実力派デザイナーとしても知られる人物で、バレンシアガの復活に大きく貢献したことでも有名。
マークジェイコブスの後任として、ルイヴィトンのデザイナーとして活躍する、ビッグデザイナーに迫ります。
NICOLAS GHESQUIERE(ニコラ・ジェスキエール)とは?
1971年フランス生まれのデザイナー
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1971年フランス生まれのデザイナーです。
現在、ルイヴィトンのレディースラインのアーティスティックディレクターとして活躍するニコラ・ジェスキエールですが意外なことにファッションの専門的な教育を受けていません。
ファッションに目覚めのは11歳の頃で、15歳で有名ブランドに自身の描いたスケッチを送りつけていたそうです。
二コラのスケッチを受け取ったアニエスべーから「夏休みの間だけでも働かないか?」というオファーを受け高校時代からアニエスベーでキャリアをスタートさせます。
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ジャンポールゴルチェで本格的にキャリアをスタート
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高校を卒業すると19歳からジャンポールゴルチェの下で本格的にキャリアをスタートさせます。
2年間ゴルチェのニット部門のアシスタントデザイナーとして働いたあと、21歳で独立。
独立後も様々なブランドのヘッドデザイナーとして活躍します。
1995年に、当時ライセンスラインしかなかったバレンシアガとの仕事をスタート。
1997年バレンシアガのクリエイティブディレクター就任
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1997年にはバレンシアガのクリエイティブディレクターに就任します。
当時ニコラ・ジェスキエールは26歳。
若干26歳の無名デザイナーの手により、瀕死状態だったバレンシアガは息を吹き返します。
1998年春夏に発表した、ニコラ・ジェスキエールの手掛けるバレンシアガは大きな衝撃をファッション界に与えました。
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モデル:金融アーティスト 井上博登 Tシ […]…
2000年アバンギャルド・デザイナー・オブ・ザ・イヤー受賞
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バレンシアガを完全に復活させたニコラ・ジェスキエールは、2000年10月VHI・ヴォーグファッション・アワードで「アバンギャルド・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」受賞。
2001年CFDAのインターナショナル・デザイナー・アワード、ウーマンズ・ウェア・オブ・ザ・イアー受賞
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さらに翌年の2001年には、CFDAのインターナショナル・デザイナー・アワード(国際賞)とウーマンズ・ウェア・オブ・ザ・イヤー受賞します。
権威ある賞を総なめにしたニコラ・ジェスキエールに強い関心を持ったグッチグループが、2001年にバレンシアガを買収。
当時グッチのクリエイティブディレクターだったトム・フォードは、ニコラ・ジェスキエールの才能をかなり高く評価した人物としても有名。
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2013年ルイヴィトンレディースラインのアーティスティック・ディレクター就任
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ニコラ・ジェスキエールによりメンズラインも注目を集めるようになったバレンシアガ。
しかし、2013年に、ニコラ・ジェスキエールは惜しまれつつバレンシアガを去ります。
退任の際「僕はバレンシアガを救ったが、バレンシアガにも救われた」も救われたとコメントを発表、同年ルイヴィトンのレディースラインのアーティスティックディレクターに就任します。
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まとめ
バレンシアガを見事復活させ、セレブ御用達のブランドへと昇華させたNICOLAS GHESQUIERE(ニコラ・ジェスキエール)。
今のラグジュアリーストリートスタイルを前面に出した、バレンシアガを作り上げた人物は、デムナヴァザリアですが、二コラの手腕なくして、現在のバレンシアガは存在しません。
現在、ルイ・ヴィトンのレディースラインのアーティスティックディレクターとして活躍するニコラ・ジェスキエール。
早熟の鬼才デザイナーは21世紀で最も重要なデザイナーの一人に数えられています。
アーバンでラグジュアリーなスタイルを得意とする、ニコラ・ジェスキエールは老舗ビッグメゾンのデザイナーが似合います。
しかし、才気あふれるニコラのシグネチャーブランドがそろそろ観たいと思うファッションセレブも少なくないようです。