アンダーカバーは90年代を席巻した裏原ムーブメントの中心的ブランドです。
ストリートとモードスタイルを融合させたパイオニアとしても知られています。当時アンダーカバーは、ストリートとモードの中間に位置するブランドと称させていました。
アンダーカバーが登場して以降、東京ブランドはステータスが大きく変わったといっても過言ではありません!
ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
90年代裏原宿にTシャツやスウェットを中心としたストリートアイテムを手掛けるブランドが次々に誕生しました。
裏原宿から誕生したブランドは、「裏原ブランド」と称され90年代、若者を中心にムーブメントを起こします。
社会現象とまでなった「裏原ムーブメント」の中心的ブランドがアンダーカバーです。
手刷りのTシャツからスタートしたアンダーカバーは現在ではパリでコレクションを行うハイブランドへと成長しました。
今回はUNDERCOVER(アンダーカバー)の評判・特徴・イメージ・歴史をデザイナーをご紹介いたします。
公式サイト(http://www.undercoverism.com/)
UNDERCOVER(アンダーカバー)とは
1989年創立の東京ブランド
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1989年文化服装学院在学中に一之瀬弘法と共にアンダーカバーをスタート。
1991年に文化服装学院を卒業すると同時にアンダーカバーの卸を始めます。
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かなり人気が高く当時からカルト的な人気を誇っていました!
一之瀬氏とはどんな人物なのですか?
1993年にノーウェアをスタート
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1993年にNIGOと裏原宿でノーウェアをスタート。
1994年に東京コレクションデビュー
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1994年に東京コレクションに参加。デビューを飾ります。同年、有限会社アンダーカバーを設立しました。
1995年オンリーショップをオープン
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オンリーショップ「NOWHERE LTD」オープン。本格的にレディースとメンズのコレクションをスタートします。
1997年には2年間休んでいたコレクションを再開、2000年には株式会社アンダーカバーを設立。
2002年パリコレデビュー
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2002年には活動の場所をパリへ移します。
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2010年GYAKUSOUをスタート
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ナイキとのコラボレーションシューズコレクション「ギャクソウ」をスタート。
2012年UNIQLOとのコラボレーションを発表
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UNIQLOとのコラボレーションを「UU(ユニクロ アンダーカバー)」を発表。2シーズンコラボレーションを行いました。
2014年からはキッズラインのコラボレーションを3シーズ発表し大きな話題となります。
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現在もUTの新プロジェクトに高橋楯氏は参加してますよ!
2013-14年秋冬スーアンダーカバーとジョンアンダーカバーを発表
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アンダーカバーのセカンドラインとなるスーアンダーカバーとジョンアンダーカバーを発表。
セカンドラインを発表することはアンダーカバーにとっても初めて。
アンダーカバーの世界観をそのままに手の届きやすい価格帯が大きな魅力。
スーアンダーカバーとジョンアンダーカバーは高橋楯の監修のもと企画チームがデザインを担当しています。
2015年LABYRINTH OF UNDERCOVER “25 year retrospective”を開催
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アンダーカバー25周年を記念して展示会である「LABYRINTH OF UNDERCOVER “25 year retrospective”」を東京で開催。
2018年タカヒロミヤシタザソロイスト.と合同ショーを発表
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ピッティ・イマージネ・ウオモで宮下貴裕率いるタカヒロミヤシタザソロイスト.と合同でランウェイショーを発表。
ソロイストはこの時初めてランウェイ形式でのコレクションを発表したことも大きな話題となりました。
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UNDERCOVER(アンダーカバー)の評判・特徴・イメージ
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カリスマ的人気を誇るアンダーカバーはストリートスタイルとモードスタイルを融合させた唯一無二の存在感を放つブランドとしても知られています。
ロック色の強いアイテムを数多くリリースするブランドです。
グラフィックアイテムの人気の高いブランドで今では当たり前のオールシーズンTシャツをリリースするブランドのパイオニアとしても有名。
アーティスティックで音楽の要素を随所に感じるワードローブは毎シーズンリリースされています。
デストロイ加工やレイヤードを多用するスタイルのアンダーカバーの大きな特徴。
パンクスタイルとドレススタイルのバランスが絶妙でファッション関係者に多くのファンを持つブランド。
30代から40代のファッショニスタから絶大な人気を誇るブランドとしても知られています。
UNDERCOVER(アンダーカバー)のデザイナー
高橋楯
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1969年、群馬県桐生市に生まれ。
1989年に、文化服装学院アパレルデザイン科に入学し、在学中にアンダーカバーをローンチ。
1997年に毎日ファッション大賞の新人賞を受賞。2001年、毎日ファッション大賞に受賞。2013年にも同賞を受賞しています。
バンド活動やDJとしても活躍していた時期もある為、音楽に造詣の深いデザイナーとしても有名。
愛称である「ジョニオ」はセックスピストルズのコピーバンドでヴォーカルを担当していたことと、ルックスが、ジョニー・ロットンに似ているから。
名付け親に関しては諸説ありますが、ミルクの大川ひとみと言われています。
まとめ
日本を代表するハイブランドであり東京ブランドというワードが最も似合うアンダーカバー。
裏原ムーブメントを牽引した東京ブランドは今では世界中のファッショニスタを熱狂させています。
創立25周年以上の老舗ブランドであるアンダーカバーですが、アグレッシブルに挑戦し続けるスタンスは現在も変わりません。
ストリートモードのパイオニアが、これからもファッション界のトップランナーであることは疑う余地もありません。