金無垢モデルやコンビモデル、さらにはジュブリーブレスモデルも発表されてかなり時計好事家の間では話題ですよ!
2018年にはオールステンレスでジュブリーブレスを搭載した赤青ベゼルの通称「ペプシ」ベゼルが復活し往年のファンを歓喜させました。
素材やベゼルのカラーそして文字盤のマテリアルまでバリエーション豊富なモデルなので幅広い世代の富裕層から人気ですね!
ロレックスファンの間では今、ジュビリーブレスが大ブームなのですが、GMTマスター2がスポーツモデルとして初めてジュビリーブレス搭載モデルを発表したことで、さらに注目を集める結果となりました。
インテリジェンスなスポーツモデルと言った感じがかっこいいですよね!
この投稿をInstagramで見る
ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
GMT機能を搭載したスポーツモデルであるGMTマスター2。
1957年に誕生したGMTマスターは「2つの場所の時間を表示できる腕時計が欲しい」との航空会社からの依頼により誕生しました。
GMTマスターを公式腕時計として採用する航空会社が増えたことからロレックスが誇るパイロットウォッチとしてその名を轟かせたGMTマスター。
現行ではGMTマスターは2のみの展開となっていますが、アンティーク市場ではGMTマスター1も根強い人気です。
今回はROLEX(ロレックス )GMTマスター2の評判・特徴・イメージ・歴史をご紹介いたします。
公式HP(https://www.rolex.com/ja)
ROLEX(ロレックス )GMTマスター2とは
1957年に誕生したGMT機能搭載モデル
この投稿をInstagramで見る
1957年に誕生したGMTマスターはその名の通りGMT機能を搭載したスポーツモデルです。
当時ロレックスは世界初のダイバーズウォッチであるサブマリーナや圧倒的な堅牢性を誇るエクスプローラー1の成功によりプロフェッショナルウォッチとして揺るぎない地位を手中に収めていました。
この投稿をInstagramで見る
「陸」と「海」を制したロレックスが次に目指したのは当然「空」。パイロットウォッチの分野に進出する予定もあったそうですが、既にブライドリングが、クロノマットやナビタイマーを発表し、パイロットウォッチとしては確固たる地位を築いていました。
丁度そのころ航空会社から2つのタイムゾーンを表示できる腕時計の制作依頼が舞い込み、GMT機能を搭載した腕時計の開発に着手します。
そこで誕生した腕時計がGMTマスターでした。
この投稿をInstagramで見る
GMTマスターはパンアメリカン航空の依頼を受け誕生した腕時計です。パンアメリカンが公式腕時計として採用すると他の航空会社もGMTマスターを公式腕時計として使い始めました。
その為「パイロットウォッチ=GMTマスター」のイメージは定着していますよね!70年代、80年代に入ると海外を飛び回るビジネスエリートの間でもGMTマスターが大ブレークし、エリートビジネスマンのステータスシンボルとしても定着します。
1983年GMTマスター2が誕生
この投稿をInstagramで見る
1983年に3つのタイムゾーンを表示することが可能なGMTマスター2が誕生します。
「黒」・「赤青」ベゼルが1、「黒赤」ベゼルが2と区別するために異なるカラーのベゼルを採用していました。
1999年GMTマスター1の製造終了
この投稿をInstagramで見る
機能面で2に劣る為1999年にGMTマスター1は製造を終了します。
現在は全てGMTマスター2です。
ROLEX(ロレックス )GMTマスター2の評判・特徴・イメージ
GMTマスター2はパイロットウォッチとしてのイメージの強い腕時計です。スポーツモデルではあるのですが、海外旅行を楽しむ富裕層やビジネスエリートが好んで愛用したことからスポーツラグジュアリーウォッチのパイオニアとも称されています。
ベゼルのカラーバリエーションや素材、ブレスレットの種類が豊富な点も人気の秘密です。
現行のバリエーションも豊富ですが、アンティークも充実しているGMTマスター2。
アンティークが他のモデルに比べ比較的ての届きやすい価格帯も魅力的です。
Ref.6542 GMTマスターI
この投稿をInstagramで見る
1955年~1959年頃。
航空会社から依頼を受け生産したロレックス初のGMT機能搭載ウォッチ。
ムーブメントはCal.1030、1066。
数がかなり少ない為400万円前後で取引されています。
Ref.1675 GMTマスターI
この投稿をInstagramで見る
1960年代 ~ 1980年頃。
リューズガードが装備され、24時間針の先端も大型化されたました。
ムーブメントはCal.1575
300万円前後で取引されています。木村拓哉氏が着用されているのはこの品番のコンビモデルか思われます。
ティファニーとのダブルネームも存在しており価格は900万円オーバー。
Ref.16750 GMTマスターI
この投稿をInstagramで見る
1980年 ~ 1988年頃。
カレンダーのクイックチェンジ機構を備え利便性が向上。
インデックスにフチありとなしが存在しており、フチなしの方が人気。
ムーブメントはCal.3075
200万円前後で購入可能です。
Ref.16700 GMTマスターI
1990年頃 ~ 1999年頃。
この投稿をInstagramで見る
最終モデル。
風防にはサファイアクリスタルが採用。
ムーブメントはCal.3175。
150万円前後で購入可能です。
Ref.16760 GMTマスターII
この投稿をInstagramで見る
1983年 ~ 1988年。
GMTマスターII のファーストモデル。
単独操作可能な短針と24時間針、回転ベゼルの組み合わせにより3タイムゾーンの表示が可能。
ベゼルカラーは、赤黒のみの展開です。
ムーブメントはCal.3085。
150万円前後で購入可能です。
Ref.16710 GMTマスターII
この投稿をInstagramで見る
1990年 ~ 2007年頃。
黒と赤青のベゼルカラーが追加されました。
ムーブメントはCal.3185、Cal.3186。
150万円ほどで購入可能です。
Ref.116710LN GMTマスターII
この投稿をInstagramで見る
2007年~。
セラミックベゼルを採用したモデル。シックなイメージのモデル。
公式カタログに掲載されていない為、現在は製造を終了している可能性が高い。
ムーブメントはCal.3186。
150万円ほどで中古は取引されています。
Ref.126710BLN GMTマスターII
この投稿をInstagramで見る
2019年~。
最新モデルのGMTマスター2。ジュビリーブレスレットに黒青ベゼルがラグジュアリー。
セラミック製24H回転ベゼルを搭載。
ムーブメントはCal.3285。
126710BLROが定価950,400円ですので変わらないはずですが、並行輸入新品価格は240万円前後です。
まとめ
ロレックスのスポーツモデルの中で特にバリエーションが豊富なGMTマスター2。
2018年に通称ペプシと呼ばれる赤青ベゼルの復活や、ジュビリーブレス搭載モデルを登場により今最も時計好事家を魅了する腕時計とも呼ばれています。
ハイエンドな金無垢モデルはイエローゴールドの他にホワイトゴールドもラインナップ。
トレンドのスポーツラグジュアリーウォッチとしてGMTマスター2をチョイスするにも粋ではないでしょうか?