今ではラグジュアリーストリートブランドとして見られることも多くなりましたね!
マリア・グラツィア・ キウリとピエールパオロ・ピッチョーリにより現在のValentinoが誕生しました!
ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
ヤングセレブリティを中心に爆発的な人気を誇る、Valentino(ヴァレンティノ)。
オートクチュールを得意とする、ラグジュアリーメゾンから、ラグジュアリーストリートブランドへと生まれ変わった、Valentino(ヴァレンティノ)の歴史・歴代デザイナー・イメージ・評判をご紹介いたします。
公式サイト(https://www.valentino.com/ja-jp/)
- 1 Valentino(ヴァレンティノ)とは?
- 1.1 1960年にスタートしたラグジュアリーブランド
- 1.2 1962年フィレンツェに初コレクションを発表
- 1.3 1698年ホワイトコレクションを発表
- 1.4 1984年サラエボオリンピック、ロサンゼルスオリンピックのイタリア選手団のユニフォーム手掛ける
- 1.5 1985年イタリア政府から「グランデ・ウフィッチャーレ」勲章を授与
- 1.6 1996年「カヴァリエーレ・ディ・ラヴォーロ」の勲章
- 1.7 1998年Marzotto家にヴァレンティノの経営権を売却
- 1.8 2001年ヴァレンティノローマを発表
- 1.9 2003年秋冬ヴァレンティノレッドを発表
- 1.10 2007年Permira社がヴァレンティノを買収
- 1.11 2008年ピエールパオロ・ピッチョーリとマリア・グラツィア・キウリがクリエイティブディレクターに就任
- 1.12 2016年マリア・グラツィア・キウリがヴァレンティノを退社
- 2 Valentino(ヴァレンティノ)の歴代デザイナーは?
- 3 Valentino(ヴァレンティノ)の評判・イメージ
- 4 まとめ
Valentino(ヴァレンティノ)とは?
1960年にスタートしたラグジュアリーブランド
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1960年、ヴァレンティノ・ガラヴァーニがイタリアで設立したラグジュアリーブランド。
オートクチュールを得意とするブランドで、洗練されたエレガンスなドレスは世界中の淑女を魅了しました。
1959年にローマに小さなクチュールメゾンをオープン。
ここからヴァレンティノの歴史が始まります。
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フランスのオートクチュールメゾンである、ギ ラロッシュから独立してすぐに、クチュールハウスをオープンさせ、その翌年に、ジャンカルロ・ジャンメッティと共にヴァレンティノを立ち上げます。ジャンカルロ・ジャンメッティは公私ともにパートナーだったみたいですね。
1962年フィレンツェに初コレクションを発表
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ブランドを正式に立ち上げたヴァレンティノは、1962年にフィレンツェのピッティ宮殿にて初のコレクションを発表。ニューヨークでの取引先が決まります。
この時すでにヴァレンティノの噂は海外にまで知れ渡っていました!海外バイヤーの間でもヴァレンティノの人気はかなりのものだったようです!
1698年ホワイトコレクションを発表
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1968年に通称ホワイトコレクションと呼ばれる白だけのコレクションを発表し大きな話題となります。
このシーズンで初めてイニシャルのVをアイコンとして使用。
現在もヴァレンティのトレードマークとして浸透しています。
1984年サラエボオリンピック、ロサンゼルスオリンピックのイタリア選手団のユニフォーム手掛ける
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1984年にサラエボオリンピック、ロサンゼルスオリンピックのイタリア選手団のユニフォームデザイナーにヴァレンティノが選出されます。
1985年イタリア政府から「グランデ・ウフィッチャーレ」勲章を授与
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デザイナーヴァティノの功績をたたえ、イタリア政府から、グランデ・ウフィッチャーレ」勲章を授与されます。
さらに翌年、イタリア最高の勲章である騎士大十字勲章を授与。
1996年「カヴァリエーレ・ディ・ラヴォーロ」の勲章
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1996年に、イタリア共和国誕生50周年に際し、当時のスカルファロ大統領より「カヴァリエーレ・ディ・ラヴォーロ(功労騎士)」の勲章を授与されるます。
1998年Marzotto家にヴァレンティノの経営権を売却
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ヴァレンティノは経営面を強化する目的で、Marzotto家に経営権を売却します。
ショッキングなニュースとして伝えられましたが、ヴァレンティノにとっては業績向上に大きく貢献しました。
2001年ヴァレンティノローマを発表
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2001年春夏にディフュージョンラインとしてヴァレンティノローマを発表
2003年秋冬ヴァレンティノレッドを発表
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セカンドラインに位置する、ヴァレンティノローマよりもカジュアルなヴァレンティノレッドを2003年秋冬からスタートさせます。
2007年Permira社がヴァレンティノを買収
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イギリスの投資ファンドのPermira社によりヴァレンティノは買収されます。同年、創業者のヴァレンティノ・ガラバーニは引退を発表。
この影響でヴァレンティノの業績は悪化します。
2008年ピエールパオロ・ピッチョーリとマリア・グラツィア・キウリがクリエイティブディレクターに就任
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ヴァレンティノの危機を救った人物が、ピエールパオロ・ピッチョーリとマリア・グラツィア・キウリです。
二人によりヴァレンティノは見事、復活を遂げます。
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ヴァレンティノを復活させた人物は確実にこの二人です!
2016年マリア・グラツィア・キウリがヴァレンティノを退社
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ヴァレンティノを復活させた功労者であるマリア・グラツィア・キウリが退社。
マリアの退社以降、現在までピエールパオロ・ピッチョーリが単独でコレクションを行っています。
Valentino(ヴァレンティノ)の歴代デザイナーは?
Valentino Garavani(ヴァレンティノ・ガラヴァーニ)
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1932年生まれのブランドの創立者。
1949年にサンマルタ専門学校でファッションスケッチを学び、翌年にパリ・オートクチュール組合学校サンディカにて服作りの基礎を学びます。
卒業後にジャン・ドゥセのメゾンでキャリアをスタートさせたヴァレンティノは、その後、ギ・ラロッシュの元で10年ほどアシスタントを経験し、1959年に独立しクチュールメゾンをオープンさせます。
数々の賞や勲章を授与された伝説的デザイナーは2007年に引退を発表。ファッション界を去ります。
Maria Grazia Chiuri(マリア・グラツィア・キウリ)
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1964年ローマ出身のデザイナー。
フェンディを経てピエールパオロ・ピッチョーリと共にヴァレンティノへ入社。
ヴァレンティノのアクセサリー・デザイナーとして活躍した後、クリエイティブディレクターに就任。
ヴァレンティノ退社後はディオールのデザイナーとしても活躍。
Pier Paolo Piccioli(ピエールパオロ・ピッチョーリ)
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イタリア出身の現在のクリエイティブディレクター。
高校卒業後にローマのヨーロッパ・デザイン学院に入学。
1990年フェンディに 入社し、アクセサリーラインを担当。
フェンディで出会った、マリア・グラツィア・キウリとともにヴァレンティノへ入社。
2008年マリア・グラツィア・キウリと共にクリエイティブディレクターに就任。
2016年マリア・グラツィア・キウリ年退社後は単独で、ヴァレンティノを支えています。
Valentino(ヴァレンティノ)の評判・イメージ
クチュールメゾンとして産声を上げたValentinoですが現在では、ラグジュアリーストリートブランドとしてのイメージが濃厚です。スタッズや迷彩柄がアイコニックですね!
マリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリにより見事復活を遂げたヴァレンティノは、ピッチョーリ単独となり、よりストリート色の強いブランドへと生まれ変わりました。
現在ではヤングセレブ御用達のラグジュアリーストリートブランドのイメージが定着しています。
まとめ
イタリアを代表するクチュールメゾンとしてスタートした、Valentino(ヴァレンティノ)はマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリによりトレンドを反映するラグジュアリーブランドへと成長しました。
現在最も注目すべきデザイナーと称される、ピエールパオロ・ピッチョーリがブランドを支えています。
ピエールパオロ・ピッチョーリによるエッジの効いたヴァレンティノから今後も目が離せません。