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フランスのラグジュアリーブランドであるBALMAIN(バルマン)。
ドレスを得意とするレディースラグジュアリーブランドのイメージの強かったバルマンでしたが、若き天才デザイナーである、Olivier Rousteing(オリヴィエ・ルスタン)により、エレガントでグラマラスなラグジュアリーロックスタイルを前面に押し出したブランドへと生まれ変わります。
オリヴィエ・ルスタンが手掛ける新生バルマンは、ヤングセレブリティを中心に熱狂的なフォロワーを増やし続けています。
世界中のセレブが陶酔する、若き天才デザイナーが手掛ける生まれ変わったバルマンとは?
公式サイト(https://www.balmain.com/jp)
BALMAIN(バルマン)とは?
1945年創業のフランスのラグジュアリーブランド
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バルマンは、1945年に設立されたフランスのラグジュアリーブランドです。
創立者はフランス生まれのピエール・バルマン。
父親が紳士服の卸業、母親が ブティック 経営とアパレル一家で育った、ピエール・バルマンは幼い時から、ファッションい強い関心を持っていました。
パリ国立美術学校で建築を学んだ後、幼年期から興味のあったアパレルの世界へ飛び込みます。
1934年からモリヌーのメゾンでキャリアスタート
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イギリス人デザイナー、エドワードモリヌーにデッサンを見せたことがきっかけとなり、1934年からモリヌーのメゾンで働き始めます。
こうしてピエール・バルマンはアパレルでのキャリアをスタートさせます。
1939年からルシアン・ルロンのメゾンでモデリストを担当
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1939年からルシアン・ルロンのメゾンでモデリストを担当、さらにキャリアに磨きを掛けました。
ルシアン・ルロンでのモデリストとしての経験が自身のブランドローンチに、大いに役立っていることは間違いありません。
1945年にピエールバルマンを開設
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ピエールバルマンは、1945年に独立し、コレクションをスタートさせます。
当時は資金的にもかなり苦しい時期でしたが、両親のバックアップによりコレクションを続けることができました。
1950年代には、クリスチャンディオール、バレンシアガと共に、3大デザイナー呼ばれます。
バルマンの手掛けるシンプルなドレスは、ハリウッド女優からも好評で、多くのトップスターを顧客に抱えました。
トミー賞の衣装デザイン賞を受賞
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映画や舞台の衣装も積極的に手がけ、舞台演劇のアカデミー賞ともいわれるトミー賞の衣装デザイン賞を受賞した経験もあります。
1982年ピエールバルマン死去
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1982年に創立であるピエールバルマンが死去するとエリック・モルテンセンがブランドを引き継ぎます。
1993年から「パリのアメリカ人」との異名を持つオスカー デ ラ レンタがデザイナーとして活躍しました。
2004年に プレタポルテ コレクション休止
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2004年に プレタポルテ コレクションを一時休止し大きな話題となります。
2006年-07年クリストフ・デカルナンがデザイナーに就任
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2006年にクリストフ・デカルナンがデザイナーに就任したことでバルマンはコレクションをスタートさせます。
クリストフ・デカルナンの手掛けるモダンな新たなバルマンは、ファッショニスタの注目を集めます。
2011年オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)がデザイナーに就任
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モダンでエッジの効いたワードローブを展開し、バルマンをセレブ御用達ブランドへと昇華させれたクリストフ・デカルナンからバルマンを引き継いだ人物が、オリヴィエ・ルスタンです。
2011年にオリヴィエ・ルスタンがバルマンのデザイナーの就任したニュースは驚きと共に、世界中のファッショニスタの元へ届けられました。
ロベルト カヴァリ出身のデザイナーであるルスタンでしたが、当時若干25歳。
しかも殆ど無名に近いデザイナーが、老舗フランスブランドの舵を取ることは些か難しいと考える被服評論家も少なくありませんでした。
しかし、若き天才デザイナーである、ルスタンの手により、バルマンはヤングセレブリティをも熱狂させるトレンドブランドへと進化しました。
ブランドの存続が危ぶまれた時期もあったバルマンを完全復活させた人物は、現在デザイナーを務めるオリヴィエ・ルスタンであることは疑う余地もありません。
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2015年「Balmain × H&M」を発表
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バルマンは2015年にH&Mが毎年展開している、デザイナーズコラボレーションにより「Balmain × H&M」を発表します。
ヤングファッショニスタに最も影響力のあるファストファッションブランドとのコラボレーションにより、バルマンはヤングファッショニスタからも注目を集めます。
現在ヤングセレブリティの高いバルマンですが、H&Mとのコラボレーションの影響も大きいと言われています。
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実際に、Googleトレンドという検索数を測ることのできるツールで「BALMAIN」と調べると、2015年のみ段違いで検索数が伸びているのがわかりますね。
評判・イメージ
知る人ぞ知る、ラグジュアリーロックブランドといったところですかね!
百貨店などには最近出店されるようになってきたため、知名度を伸ばしていますが、まだまだ知る人ぞ知るブランドです。
ただ、とにかくファッション性の高いコレクションですので、これから人気が上がっていくのは間違いないと言えるでしょう。
特に、ロックファッションですので、若い世代の男性に非常に評判が良いです。
いつの時代も、若者はロックの虜になるのですね。
ただ、派手なファッションというイメージが強く、女性が知らないブランドということもあり、女性受けはあまりよくありませんね。
日本でのBALMAIN(バルマン)の評価
バルマンは非常に若い男性から人気があります。
特にやんちゃな20代〜30代男性です。
私自身は人気のロゴTシャツを一枚買ってみましたが、抜群に格好いいです。
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ただ、知っている人は知っているブランドというだけなので、多くの人からの反応はありませんでした。
やっぱりそこまで有名なブランドではないなと感じますね。
専門のブティックなどはほとんどないですからね。
Tシャツは2万円台で購入できるので、試しに一枚買ってみてもいいかもしれませんね。
ロック好きならば1枚は持っておいていいかな?って感じです。
まとめ
ドレスがメインのラグジュアリーブランドから、エッジの効いたラグジュアリーロックスタイルを得意とするトレンドブランドへと進化したバルマン。
若き天才デザイナーオリヴィエ・ルスタンが率いる新生バルマンの勢いは加速するばかりです。
今後もバルマンの快進撃は間違いなく続きます。