改めて見てもかっこいいアイテムが多いですよね!
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改めてナンバーナインの事を知りたいので詳しく教えてもらえますか?
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ハイクラスなメンズ向けのファッション情報を提供するブロガーのジーマ(@ziima_fashion)です!
90年代後半から2000年代初頭にカリスマ的人気を誇った東京ブランドのナンバーナイン。
音楽に造詣の深い宮下氏が手掛けるロックテイストの漂うワードローブは、当時10代20代のヤングファッショニスタの間で大ブレーク。
さらに木村拓哉氏や野口強氏と言ったファッションアイコンの着用で一大ムーブメントを巻き起こしました。
しかし人気絶頂期の2009年に突然、「解散」という言葉でブランドの終了を発表、しかし同年3月に創立者でありデザイナーの宮下氏が関わらない状態でブランドはスタート。
現在も当時のアーカイブアイテムを中心に新体制となった有限会社KOOKSがブランドを運営しています。
今回は、NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)の評判・特徴・イメージ・デザイナーをご紹介!
公式サイト(https://www.n-nine-store.com/)
NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)とは
1996年にスタートした東京ブランド
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ネペンテスから独立した宮下貴裕氏が有限会社クークスを設立、ナンバーナインを発表。
ブランド名はビートルズの曲目である「レボリューション・ナイン(Revolution #9)」に由来。
(N)は所属していたネペンテスを示すともいわれています。
基本的には黒を基調としたアイテムが多く、ライダースやデニムウェア、Tシャツがアイコニック。
所謂ロックスタイルを定着させたブランドとしても有名。
宮下氏が敬愛するカートコバーンをテーマとしたコレクションを数多く発表しており、カートをファッションアイコンとして浸透させたブランドもナンバーナインだと言われています。
木村拓哉氏や野口強氏等、ファッションアイコンが頻繁に着用したことでカリスマ的人気を誇りました。
2000-2001秋冬東京コレクションへ参加
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2000-2001秋冬東京コレクションに参加。ランウェイ形式でのコレクションを発表します。
2004-2005秋冬パリコレへ参加
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2004-2005秋冬パリコレクションへ参加。宮下氏にとって初の海外コレクションを経験します。
ナンバーナイン初のパリコレには、ネペンテスの代表である清水慶三氏も激励に訪れました。
2009年解散を発表
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2009年宮下氏はナンバーナインの解散、自身の脱退を発表。
ブランドをバンドに例えての表現。
当時宮下氏はインタビューで「ナンバーナインというバンドで出来ることをやりつくした」「もう少し待って欲しい」とコメントしました。
新体制によるナンバーナインがスタート
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2009年3月、有限会社クークスによる新体制のナンバーナインがスタート。
宮下氏がデザインしたアーカイブアイテムを中心にコレクションを発表。
2019年にはゴッドセレクションとコラボレーションアイテムをリリースし大きな話題となりました。
NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)の評判・特徴・イメージ
ナンバーナインは90年代後半から2000年前半までカリスマ的人気を博した東京ブランドです。
木村拓哉氏や野口強氏が頻繁に着用したことで入荷日には長蛇の列ができるほどでした。
特に木村氏や野口氏が着用したアイテムは購入することが困難な為、プレミア価格で取引されていましたね。
その過熱振りから「第二次裏原ブランド」と称されました。
音楽に造詣の深い宮下氏がローンチしたブランドだった為、ロックスタイルがアイコニックです。
特に宮下氏が敬愛するカートコバーンを連想するアイテムは頻繁にリリースされていました。
2009年のブランド解散を発表して以降宮下氏はナンバーナインのデザインには関わっていません。
ロックテイスト漂うTシャツやデニムアイテムの評価は高く、当時ナンバーナインに夢中だった30代以上のファッショニスタからも人気。
Tシャツは約6000円からデニムは約20000円から。宮下氏が関わっていた時の半額ほどのプライスで購入できる点も魅力的です。
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木村拓哉氏や野口強氏などインフルエンサーの着用によりカリスマ的人気を博したナンバーナイン。
ロックスタイルを定着させブレークさせたパイオニアとしても知られています。
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今ではファッションアイコンとしてファストブランドでもフォトが使用されるカートコバーンを一般的に定着させたブランドとしても有名。
現在は宮下氏がデザインしたアーカイブアイテムをベースに有限会社クークスがブランドを運営しています。
宮下氏がデザインした頃のナンバーナインのアイテムは、現在でも人気が高く、高額で取引されることも珍しくありません。
NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)のデザイナー
創立者は宮下貴裕
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1973年東京生まれのファッションデザイナー。
ネペンテスの企画、バイヤーを経て1996年に独立、有限会社KOOKSを設立しナンバーナインを発表します。
当初のブランドコンセプトは「東京に合うもの」でした。
2000年に東京コレクションに参加。2004年からは発表の場所をパリへ移します。
2009年に解散というカタチで宮下氏がブランドを脱退。
2009年3月に有限会社KOOKSが新体制でナンバーナインをスタート。
現在のナンバーナインのデザイナーはチームで行っており、宮下氏はブランドに一切関わっていません。
まとめ
カリスマ的に人気を誇り一大ムーブメントを起こした東京ブランドのナンバーナイン。
デザイナーの宮下貴裕氏が人気絶頂期にブランドを脱退したこともかなり衝撃的でした。
宮下氏がブランドを抜けた現在でもデザインチームがナンバーナインを支え続けています。
アーカイブコレクションは当時ナンバーナインに熱狂していた世代には懐かしく、若い世代には新鮮に映るはずです。
10年以上前のデザインでも全く古さを感じさせない宮下氏のデザイナーとしての偉大さを、現在のナンバーナインから感じるファッショニスタも多いのではないでしょうか?